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本命のNFC対応BluetoothヘッドセットSBH50発売!MW600、MW1との性能を徹底比較!


2010年5月に発売されたSONY MW600から3年と2ヶ月。
Bluetoothヘッドセット機器の王者SONYを凌駕するのはSONY自身と言わんばかりに発売された、NFC対応BluetoothヘッドセットSBH50。

価格.comでは、発売前にも関わらずヘッドセットランキングの堂々1位に君臨した期待の1台。
既に購入者からは「期待以上の性能」との評価も上がっており、今後のヘッドセットを先導する機器になることは間違いないSBH50。

実はこのデザイン、「あれ?見たことあるぞ?」と思っている方もいらっしゃるかと思いますが、その通り。
ちょうど1年前の2012年7月21日に発売されたSONY MW1と瓜二つの機種としても話題が上がっています。

MW600、MW1、そしてSBH50。
この3台の特徴、性能を客観的に比較することで、SBH50が買いか否かの判断をすべく徹底分析を行いましたので是非ご覧ください。

人気ヘッドセットの比較

3年以上ヘッドセットランキングの1位に君臨し続けたMW600。その後継機と言われたMW1。そして、今回MW600から発売前からして1位を奪取したSBH50。
この3台にどんな違いがあるのか?ちょっと見てみましょう。

製品

MW600

MW1

SBH50
インタフェース
Bluetooth 2.1
Bluetooth 3.0
Bluetooth 3.0
プロファイル ・A2DP(音楽再生)
・AVRCP(機器簡易制御)
・HFP(発着信)
・SPP(シリアル通信)
・SCMS-T
・A2DP
・AVRCP
・HFP
・SPP
・SCMS-T
・A2DP
・AVRCP
・HFP
・SPP
・SCMS-T
ペアリング(接続)
最大3台
最大2台
最大2台
連続待受時間
500時間
600時間
460時間
通話/ラジオ時間
11時間
11時間
7.4時間
音楽再生時間
8.5時間
8.5時間
10時間
特徴 ・軽量
・高音質
・外部メディア対応
・大画面有機EL
・NFC対応
・大画面有機EL
充電時間
2時間
2時間
2時間
寸法(H✕W✕D)
62mm ✕ 15mm ✕ 18mm
60mm ✕ 25mm ✕ 12mm
58mm ✕ 24.2mm ✕ 12mm
重量
13g
18g
16.9g
発売日
2010年5月21日
2012年7月21日
2013年7月21日
参考価格
5000円
(輸入版)
10000円
(輸入版)
6500円
(国内版)

こうしてみると、上記3台に大きな性能差は無いように見えます。
そんな中でいろいろ調査をしてみると、実はSBH50にはカタログの機能・性能では見えてこなかった素晴らしい部分があることがわかってきました。

SBH50の優位点



端的に言うと、SBH50にはBluetoothヘッドセットとして重要となる以下の項目がずば抜けていることが人気の要素となっているようです。

  1. Bluetooth 3.0による音飛びのない通話・音楽再生
  2. NFCによるワンタッチペアリング&接続
  3. iPhone、Xperiaの接続テスト済み
  4. 国内版で超安価

1点目が特に重要で、ワイヤレス再生というカテゴリのものは、得てして音飛びがもはや当たり前とされており、半ば利用者も割り切っている人が多いのですが、SBH50においてはその音飛びがほとんどありません。MW1もBT3.0を採用しているため、音飛びには強いはずなのですが、何故か音飛びが頻繁に起こることでMW600の後継機を名乗れないくらいの体たらくでした。SBH50は、この辺りをファームウェアでカバーしているのでは?と想像します。

2点目のNFCは人によりますが、NFC対応機器を持ってさえいれば、煩わしいペアリングや接続操作が一切いりません。
2013年秋に発売が噂されているiPhone5S(iPhone6?)にはNFCが搭載されることが濃厚で、この流れに乗ってNFC対応のBTヘッドセットが頭角を表すのでは、と勘ぐっています。

3点目のiPhone、Xperia接続テストについては、公式サイトがソニー製品以外での接続結果を公式でうたうことは珍しく、それだけ動作に自信があるものと想定されます。
過去のMW600、MW1の経験を経て、万全のテストを繰り返し発売された1台ではないかと想像できます。

最後の国内版で超安価ですが、この「国内版」というのが非常に重要です。
ご存知の通り、MW600からFMラジオが単独で聴ける機能(FMチューナー)が搭載されたのですが、現在発売されているMW600、MW1のほとんどは既に輸入版が多く、FM周波数を受信できません。
ラジオ機能がついていてFM周波数が選べないなんて、何のためにこの機能がついているのかわからなくなります。使わない人には良いのですが…。
ですが、SBH50は、比較的高価になりがちな国内版(つまりFM周波数が選択可能)の製品であるにも関わらず、価格が6500円(こちらだともっと安い)と、めちゃくちゃお求めやすい価格設定になっています。この辺りは、製品普及にかなり寄与するのではないでしょうか。
※購入時は、国内版・輸入版の間違いがないことを確認して購入ください

SBH50の特徴

そんなSBH50ですが、あまり際立っていない素晴らしい特徴が3点あるのでご紹介しましょう。

着信電話番号、発信者名、楽曲タイトル、FM周波数などが表示可能な大型OLEDディスプレイ搭載



128 x 36 pixelの大画面有機ELディスプレイには、着信電話番号、発信者名を表示できます。
もちろんヘッドセットから着信応答や、音楽の再生操作、曲送り戻し、ボリューム調整も可能です。
不在着信(画像左)や、ミュージック再生(画像右)の見やすさには目を見張るものがありますね。

Twitter、Facebookの更新情報もディスプレイに表示



スマートフォンと連携して、TwitterやFacebookの更新情報やEメール、SMS受信、カレンダーアラームなどを通知してくれます。
(利用には、Google Playからアプリをダウンロードする必要があります)
あいにくiPhoneでは利用ができないようですが、技術的には可能のような気もするので、いつかのアップデートで期待したいところ!

SONY初となるマルチポイントに対応


このマルチポイントは非常に便利な機能で、簡単に言うと複数のBluetooth機器と同時接続できるようになりました。
例えば、iPod touchで音楽を聴きながらスマートフォンで着信したりできるので、スマートフォンとiPod touchの2台持ちやスマートフォンの2台持ちに非常に便利です。
私が使っていたケースで不便だった、スマホとノートPC(MacBook Air)とのマルチペアリングは、毎回どちらかのペアリングを切断してから、もう一方を繋ぎ直すという手間が必要でした。しかし、このマルチポイントによってその煩わしさからも開放され、音楽や着信を1つのヘッドセットで受けることができる、画期的なアイテムに生まれ変わりました!

快適なBluetoothヘッドセットライフはSBH50で決まり

私もわくさんのBluetoothヘッドセットを利用してきましたが、これはかなり期待の1台ですね。
SONYは製品サイクルが最近早い傾向があるので、早々と品切れになる事も十分考えられます。そうなってから輸入版を購入するハメにならないよう、今のうちに是非購入を!通勤・通学で役立つこと間違いなしですよ!!


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