iPhone 12がいよいよ、2020年10月13日(火)に発表されます。
既に様々なリーク情報が出回っていますが、リーク情報の正解率97%以上で有名なKang氏がiPhone 12のスペックをほぼ全て丸裸にしているため、もはやスペック正誤に興味がないiPhoneユーザも多いように思います。
サプライズが無くなりつつあるiPhone 12ですが、大きな変化点として挙げられているのが付属品です。ご存知の方も多いように、毎年発表されるiPhoneには同梱物として以下の付属品が入っています。
- iPhone本体
- EarPods
- Lightning - USBケーブル
- USB電源アダプタ
- マニュアル
- 外箱
- SIM取り出しツール
しかし今回このうち、EarPodsとUSB電源アダプタの同梱が廃止され、Lightning端子は健在なままでUSBがType-Cに変更されます。
お察しの良い方は既にお気づきでしょう。そう、iPhone 12の付属品だけでは充電手段が無いのです。
iPhone 12購入層のほとんどはiPhone XS以前の利用者からのリピータと思われるため、現行で使用しているLightning - USBケーブルとUSB電源アダプタがあれば困ることは無さそうですが、iPhone 12が新たに対応する急速充電の性能を最大限に活用するには、相応のアクセサリーを事前に準備しておく必要があります。
そこで今回は、初代iPhoneから毎年iPhoneを買い換えている@umame4の経験上、現時点で最もコスパの高い7つのアクセサリーおよび周辺機器をご紹介したいと思います。
- 1.iPhone 12 / Pro / Max 用保護フィルム
- 2.iPhone 12 / Pro / Max用ケース
- 3.ワイヤレス充電器
- 3.充電ケーブル(Lightning - USB-Cケーブル)
- 4.USB電源アダプタ
- 5.モバイルバッテリー
- 6.スタンド
- 7.イヤホン
- 番外編:Apple Watch Series 6
- iPhone 12 / 12 Pro / 12 Pro Max ライフを最高の形でスタートさせよう
1.iPhone 12 / Pro / Max 用保護フィルム
意外と知られていない事ですが、iPhone 12 / Pro / Maxのガラス画面が割れてしまった場合、高額な修理費が必要となることをご存知でしょうか。以下は、iPhone 11 / Pro / MaxでAppleCare+の加入費と、未加入の場合に必要と修理費です。
(税別) | 通常プラン |
盗難・紛失プラン |
||
---|---|---|---|---|
22,800円 | 24,800円 | 35,800円 | 64,800円 | |
iPhone 11 Pro | 30,400円 | 59,800円 | ||
iPhone 11 | 21,800円 | 43,800円 |
この金額を安いと思うか高いと思うかは人それぞれですが、AppleCare+通常プランに加入していた場合であっても画面破壊のみであれば3,400円、その他であれば11,800円の免責費が修理時に必要となります。
しかも、iPhoneの落下によりフレームが歪んだり、電源ボタンが押せない等の症状が併発すると、修理費は一気に最大64,800円(iPhone 11 Pro Maxの場合)に跳ね上がります。
ズバリ経験上、言い切ります。迷うこと無く、画面保護フィルムを買いましょう。
ただ、10/12(月)時点でiPhone12の確実な外形サイズがリークされていないうえ、過去のラウンドフォルムではなくソリッドフォルムに変更されることが確実視されていることから、保護フィルムも発売されていません。サイズが発表され次第、一気に保護フォルムも発表されると思われるので、本ブログでも紹介したいと思います。
2.iPhone 12 / Pro / Max用ケース
私の友人は口癖のように「iPhoneは、画面が割れたら本物のiPhoneとして完成する」と言ってるアホ(笑)なのですが、それくらい画面が割れているiPhoneを見かけることが多いと個人的には感じています。
悪いことは言いません。保護フィルム同様に、保護ケースも必ず装着すべきです。ただ、こちらも同様にまだiPhone12の外形寸法が発表されていないため、発表され次第、速攻でご紹介したいと思います。
3.ワイヤレス充電器
iPhone 12では、最大15Wのワイヤレス充電が可能になります。iPhone 11では最大7.5W出力の充電に対応していたことを考えると、2倍の充電速度となり、Lightningケーブルがなくてもすぐにフル充電ができてしまいます。
iPhone 11は付属充電器が18W出力であることを考えれば、7.5Wでも十分早いのですけどね。
そんなワイヤレス充電器界隈は成熟期をとうに迎えていて、iPhoneやAndroid向けに非常に多くの製品が登場しています。ここでは、据置型とスタンド型のワイヤレス充電器のオススメ機種をご紹介します。
据置型
自宅のリビング、ベッドの傍など、Lightningケーブルを接続しなくてもiPhoneを置けば充電を開始してくれる環境は、まるで近未来のようにさえ感じます。
そんな環境を実現してくれるワイヤレス充電器は、何よりもコンパクトであることに越したことはありません。Ankerから登場した最新のワイヤレス充電器は、以下の特徴を備えると同時に、業界随一のコンパクト性を実現した最強のワイヤレス充電器です。
- 最大15W出力
- 温度管理(高温抑制機能)
- 過電流防止
- サージプロテクター
- 滑り止め充電パッド
- コンパクト設計
- 保護ケースを付けたままでも充電可能
さらに、iPhone 12だけではなくAir PodsやApple Watchなども所有している場合は、2台同時充電が可能なワイヤレス充電がオススメです。
ただ、やはり大本命であるApple AirPowerが最もデザインがクールでしょうが、こちらは発売するか否かが怪しい状況です。
Apple AirPowerは、2021年にApple初の純正ワイヤレス充電器として登場する可能性があり、このAirPowerでは15W以上に対応してくることはほぼ確実でしょう。発売が楽しみですね。
スタンド型
自宅はもちろん、仕事場のデスク上に1台ほしいスタンド型のワイヤレス充電器はAnker PowerWave Ⅱ Standがオススメです。本製品の特徴は3つ。
- 急速充電対応(15W出力)
- 充電面積が広く、縦置き・横置きどちらでも充電可能
- 過充電防止機能付き
この手のスタンド型は、ワイヤレス充電器という機能を除いてはBelkinの独壇場だったのですが、現時点ではこちらの機種が最適です。Belkinはいかんせん値段が高い!費用対効果さらにデザイン性という観点も、Anker PowerWave Ⅱ Standは一押しのスタンド型ワイヤレス充電器ですよ!
3.充電ケーブル(Lightning - USB-Cケーブル)
iPhone 12が急速充電(最大15W)のワイヤレス充電に対応したからといって、Lightningケーブルが不要になることは無いでしょう。必ずしもワイヤレス充電器が傍にあるとは限らないですし、充電しながらiPhoneを操作したいシーンは思いの外多いからです。
iPhoneのLightningケーブルは、保護ケースの次に種類が多く、100均のダイソーやSeriaでも販売されています。安いものと比べて高いものの大きな違いは、以下の3点です。
- 耐久性が高い
- 急速充電に対応
- MFi認証(Mede For iPhone)
ただiPhone 12では、iPhone 11と同様にLightning - USB-Cケーブルのみ同梱されますが、2年後にヤフオクで売却することを考えると付属品には手を付けないのが私の経験上おすすめです(付属品の有無や使用度合いで売価が5000円前後違ってくる)。
というわけで、iPhone 12にピッタリなLightning - USB-Cケーブルをご紹介します。
自宅用
過去のLightningケーブルは、わざとじゃないかと思えるくらい脆い(断線しやすい)ため、iPhone 12に同梱されるLightningケーブルは断線しにくい編み込みケーブルになります。その編み込みケーブルと同じかそれ以上の品質を持つのがAnker PowerLine+ Ⅲ USB-C & ライトニングケーブルです。
Ankerは全世界2000万人以上に認められたブランドで、18ヶ月間もの保証期間はその絶対的な品質の高さに対する自信の大きさを象徴しています。1000円未満の断線の恐れがあるLightningケーブルを買うくらいなら、ほぼ2年以上買い替えのリスクがない、こちらのケーブルをオススメします。もちろん、Apple純正ケースを装着していても使えますし、お洒落なフェルトポーチも付属します。コレ以外はむしろ買わない方が良いくらいです。
上記は特に優秀なLightningケーブルですが、Apple純正のLightningケーブル - USB-Cケーブルも非常に安価に購入することができますので、お好きな方を選んでみてはいかがでしょうか。
勤務先・モバイル用
勤務先・モバイル用は言い換えれば外出先でも利用できるコンパクトなケーブルということです。外出先では、後述するモバイルバッテリーも充電できるMicroUSBコネクタも付属している2in1タイプが必ず重宝します。
オススメは、巻取り式により最強にコンパクトかつ、2in1のコネクタが物理的に繋がっているcheero 2in1ケーブルです!コレ以外は耐久性が本当にしょぼいので、絶対に買ってはいけませんよ!
さらに本製品がPokemon GO公式グッズとしてコラボした製品も最近発売されました。話題のアイテムをGETしたい方はいかがでしょうか?
4.USB電源アダプタ
冒頭でもお伝えした通り、新型のiPhone 12ではUSB電源アダプタが同梱されません。Lightningケーブルがあっても、USB電源アダプタがなければ充電はできませんよね。実は、充電ケーブルのご紹介でお伝えした急速充電対応は、USB電源アダプタ側も急速充電に対応していなくては意味がありません。
その辺りも踏まえ、こちらも自宅用と勤務先・モバイル用でそれぞれのオススメをご紹介しましょう。
自宅用
自宅用には、iPhoneだけでなく、タブレットやその他モバイル機器も充電することが想定されます。さらに、手持ちのLightningケーブルがUSB-AでもUSB-Cでもどちらも接続できると良さそうですよね。
私のオススメはAUKEY Omniaです。65W 2ポートで折りたたみ式プラグとPower Delivery 3.0(USB PD)を搭載した優れ物です。
さらにMacBook ProやiPad ProなどのようなUSB-C機器をお持ちであれば早くかつ効率的にフルスピード充電が可能になります。USB-AとUSB-Cの併用ではそれぞれ12W / 45Wの絶妙な出力になるなど、幅広く活用ができ、かつ何より安価です。この多機能にも関わらず、重さ103gで2年保証というのが決めてですよ!
勤務先・モバイル用
勤務先やモバイル用には同じくAUKEYのPA-Y18がオススメです。iPhone 12の15W急速充電(フルスピード充電)に対応しつつ、折り畳み式で、極めつけが32 x 36 x 36mmの超コンパクトサイズかつ僅か43gという持ち運びのしやすさが最強です。
こちらも同じく2年保証なのと、何よりも余計なLEDランプがないので出張先の枕元のコンセントに挿して充電しても気にならないがGood Job!!なんですよね。
長期出張用
さらに2泊以上の宿泊を伴う出張や、コンセントが十分に利用できない場所に良く移動される方は、Anker PowerCore Ⅲ Fusion 5000が最適です。
AUKEY Omniaのようにノートパソコンへの電力供給までのパワーはないものの、USB-C充電であれば18W出力、USB-Aと2ポート同時充電でも15W出力のiPhone 12をフルスピード充電できるスペックを持っています。
さらに素晴らしいのは、コンセントに接続しておけば最大4850mAhのモバイルバッテリーにもなるところ。iPhone 12であれば1.5回分の充電が可能になるため、コンセントが無い場所にしばらく行くことになっても心配はいりませんよね。
5.モバイルバッテリー
外出先での充電切れに備えて、カバンに忍ばせておきたいモバイルバッテリー。
ここでは長期滞在用(長期出張など)と、短期滞在用(短期出張など)の2つでオススメをご紹介します。
長期滞在用(長期出張など)
3日間、電源のない環境にいる場合はiPhone 12 がおよそ4回充電が必要と言われています。ちょうどその間、常に充電を供給し続けられるAnker PowerCore Ⅲ Elite 25600は特にお勧めです。これは災害時でも大いに役立つバッテリー容量です。
PD対応のUSB-Cポートを2つ搭載し、USB-Aポートも含めると4台同時に合計最大78Wの高出力で充電ができるモンスター級にバッテリーです。さらに本体を充電するためにUSB-Cポートを利用すれば、およそ2時間12分という超短時間でモバイルバッテリーをフル充電できるという優れ物です。そして何よりこの大容量でありながら573gという軽量サイズ!世界最高品質のパナソニックセルを搭載している点も安心できる、コレ以外にない最強のモバイルバッテリーです。
短期滞在用(短期出張など)
1〜2日間程度の出張であれば、よりコンパクトなものが良いですよね。
こちらは品質お墨付きのcheero製の1ポート PowerIQ搭載のモバイルバッテリーです。急速充電に対応していることはもちろん、 iPhone8を約2回、iPhone 8 Plus / Xを約1.5回フル充電できる容量があります。驚異に130gで、iPhone8より若干軽い重量です。
本体充電時間が3時間30分で短期出張が急に長期出張になってもホテルですぐに充電できる上、こちらもパナソニックセルを搭載されているため安全・安心の高品質バッテリーです。
6.スタンド
自宅や職場でiPhone XR / XS / XS Maxをかっこ良く置いておきたいものです。せっかくのiPhone 8ですから。先にご紹介したワイヤレス充電器があれば十分ですが、充電速度の早いLightningケーブル経由の充電を優先する方は、スタンドが必須です。
Lomicallから発売されているスマートフォンスタンドは、アルミニウム合金製で非常に軽く、台座裏には滑り止めのゴムが付いており、スタンドに置いたままでも安定した操作が可能です。横置きにも対応しており、充電ケーブルを背面のケーブルホールに通すことですっきりとまとめられる点も定評のあるオススメポイントです。角度調整もできるギミックさも兼ね備えています。
見た目も非常にクールで、職場に置けば、周りからの注目を集めることうけ合いです。
車載用で利用したい場合
自動車を利用される方は、iPhone 12およびその他あらゆるスマートフォンで利用できるSpigenの車載ホルダーがオススメですよ。動画にもある通り、がっちりとスマホをホールドするのに、付け外しは非常に簡単なんです♪
スタンドに置きながら音楽を聞きたい場合
iPhone 12はIP68に対応した完全防水仕様により、イヤホンジャックが廃止されてしまっています(4年前に発売されたiPhone 7のときから廃止されました)。これにより、有線で音楽を聴く場合は、LightningコネクタにEarPodsを挿すか、Lightning端子からイヤホンジャックに変換する付属品を利用する必要があります。
これらはともにLightningコネクタを占領してしまうため、結果として、充電しながら有線で音楽を聴くことができなくなってしまいました。
この場合、Apple純正のLightning Dockを利用すると、充電しながらもイヤホンジャックが使えるため、同時に音楽を聴くことができます。色はブラックしかありませんが、イヤホンジャック目的以外で購入しても満足度の高い製品になっています。とは言え、最近はBluetoothイヤホンを使う人ばかりだから需要が減ってきていますが。。
7.イヤホン
先述の通り、iPhone 12にはイヤホンジャックがないため、音楽を聴くには通常はBluetooth接続しか手段がありません。
4年前に発売されたiPhone 7からイヤホンジャックが廃止されてから、Bluetoothイヤホン市場はかなり活性化しました。かくいうAppleもその市場をリーディングしており、デザイン性、親和性の両面でiPhoneと相性がピッタリなAirPodsを発売しています。
Apple AirPods ProはNC(ノイズキャンセリング)の本命と言われていますが、実は音質では他社に遅れを取っていると多くの雑誌でも評価されています。そんな中、NC含めて対AirPods Proの真打ちとして登場したのがBoseの「EarBuds」です。
ざっくりApple純正AirPods ProとBose Earbudsを比較をしてみます。
Apple AirPods Pro | Bose Earbuds | |
---|---|---|
NC | 対応 | 対応 |
防塵防水 | IPX4 | IPX4 |
ワイヤレス充電 | 対応 | 対応 |
通話 | 対応 | 対応 |
音声アシスタンス | 対応 (Siri) |
対応 |
再生時間 | 4.5時間(最大24時間) | 6時間(最大12時間) |
充電時間 | 非公開 (10分で最大1.5時間) |
非公開 (15分間で最大2時間) |
質量 | 5.4g (左右各) |
8.5g (左右各) |
「再生時間」のカッコ無いは、ケースをフル充電しているときの合計。
最大再生時間だけを見れば、ケース内蔵のバッテリー容量が大きい分AirPodsProに軍配が上がりますが、長時間連続で再生する場合はBose Earbudsが1.5時間も多く再生できます。
一方で、重量はややずっしりなBose Earbudsなので、軽くてNCを堪能した方はApple AirPods Pro、重低音を重視して長時間連続再生を求める方はBose Earbudsが良いように思います。
番外編:Apple Watch Series 6
2015年に初代Apple Watchが登場して以来、毎年順当に進化を続けるApple Watchも今年でとうとうSeries 6までになりました。iPhone 12とペアリングすることで、あらゆる情報を手首に集約させることも可能になります。
常時表示RetinaディスプレイがSeries 3よりも30%大型化した本モデルは、刷新したジャイロセンサーや、待望されていた血中酸素測定機能を新搭載。また、新プロセッサの採用で処理速度も2倍に向上しています。
iPhone 12 / 12 Pro / 12 Pro Max ライフを最高の形でスタートさせよう
iPhone 12はコロナ禍も相まって、iPhone 12 mini / 12が遅れて発売されると同時に、12 Pro / Pro MAXは品薄になると言われていますが、その供給力は年々増しており、皆さんの手元にiPhoneが届くまで、そう時間はかからないでしょう。
思った以上に早く到着したiPhone 12を、保護フィルムやケースを装着することなく使用してしまうのは勿体無い!今回紹介したアクセサリー・周辺機器は全て、Amazonや楽天、Apple Storeですぐに購入できるものばかりなので、まだ揃えられていない方は急いで準備しましょう!
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