新・価値のあるお買い物日記

世の中の「価値のあるもの」に注目してみます。Apple製品やあらゆる家電製品、ライフハックに関する様々なコンテンツを配信していきます。

コスパ最強!高圧洗浄機ケルヒャーK2サイレントを徹底比較しながらご紹介!

f:id:advantaged:20181111194424p:plain

最近、非常に気になっている家電製品があります。

そう、高圧洗浄機です。

私の家は戸建てなのですが、購入後7年程度が経過しており、外壁に雨垂れや排ガスによる黒ずみが目立ってきました。そんな中、テレビでジャパネットたかたを見ていたらケルヒャーの高圧洗浄機について紹介されているのが目に入りました。その高圧洗浄ぶりは、見ているだけで気持ちよく、他人の家壁や駐車場にこびりついた汚れを自ら進んで除去してあげたくなるくらい素晴らしいものでした。

ただ1つ「あれ?」と思うことがありました。全くというほど「音がしない」んです。気になる人は、どうぞ以下をご覧ください。

思わず「絶対ウソでしょ!」と突っ込みたくなります。ジャパネットたかたは、ダイソンの掃除機のときも、使っている間の本体から出る動作音が小さく表現されていますよね。洗浄力は嘘がつけないので、こうなると実際の動作音がどれほどのものかだけが気になってきますよね。

そんな中、業界最大手のKARCHER(ケルヒャー)からコンパクトかつ超静音タイプであるケルヒャーK2サイレントが発売されました。

これまで高圧洗浄機は、本体が大きく、重く、動作音がうるさい事が当たり前でした。それら全てに対して、本体が小さく、軽く、動作音が静かという嬉しい三拍子が揃った製品がケルヒャーK2サイレントなのです。

ではどれだけ小さく、軽く、静かなのか?他の製品と比べてどの程度なのか?気になりますよね。そこで今回、国内で唯一2店舗しかないケルヒャーセンターのうち、ケルヒャーセンター横浜店に突撃し、その性能を徹底比較してきました。

わたくし@umame4は、性能がよろしくない製品には、正直にそう言います。当ブログ、「新・価値のあるお買い物」のモットウは、真実のみを伝えることです。そんなわけで早速、K2サイレントを含めたケルヒャー製品を徹底比較しながらご紹介しましょう!

ケルヒャーセンター横浜のご紹介

f:id:advantaged:20181111205738j:plain

JR新横浜駅から環状2号線沿い(横浜アリーナ方面)に2分ほど歩くと、国内で2店舗しかないケルヒャーセンターが見えてきます。東海道新幹線の停車駅でもあるJR新横浜駅に近いながらも、お客様駐車場として4台分の駐車スペースを確保しており、非常に好感が持てます。ちなみに、仙台にも拠点があります。

f:id:advantaged:20181111211008p:plain

f:id:advantaged:20181111211011p:plain

高圧洗浄機が気になっている人ならおわかりかと思いますが、よほど大きなホームセンターでない限り、高圧洗浄機の水圧や動作音を自由に触って試せる場所はありません。

ケルヒャーセンターは、高圧洗浄機や床洗浄機、スチームクリーナーを始めとするケルヒャー全製品(家庭用・業務用・各アクセサリー・洗剤含む)を展示・販売し、専任のスタッフが直接対応してくれる店舗です。今回、私が訪れた際も、非常に詳しくて丁寧な専任のスタッフさんが説明してくれました。

ケルヒャー高圧洗浄機の製品比較

f:id:advantaged:20151016091049j:plain

高圧洗浄機の性能は、主に最大許容圧力(MPa:メガパスカル)が指標になり、この数字が高いほど高圧であり洗浄能力が高いことを表します。ようは、最大許容圧力が高い数値でありつつ、動作音(dB:デジベル)が小さいものこそが、より優れた高圧洗浄機であると言えます。

動作音が小さいというニーズは、地域によって差があるかもしれません。こと神奈川県のわりと中心部に近いところにある私の自宅は、田舎のそれとは異なり、玄関から5歩も歩かないうちに隣家の敷地に入れてしまうほど、家と家とがひしめき合っています。

こうした状況下で、日中(特に土日)に庭のアスファルトや自宅の外壁、ベランダ等を高圧洗浄機で掃除するには、どうしても動作音が隣家にとって「うるさくない」程度のものである必要があります。ご近所さんに騒音の迷惑をかけたくありませんし、高圧洗浄機を使うたびに「すみません、今から高圧洗浄機で掃除するのでうるさくなります」なーんて断りをいれるのもしたくありません。

そこで、ある程度隣家との距離も近いところで、隣家に騒音の迷惑をかけないケルヒャーの高圧洗浄機を3つ比較してみましょう。

製品名 K3サイレント ベランダ
K3サイレント
ベランダ
K2サイレント
K2サイレント
K2(無印)
K2(無印)
K2クラシック
K2クラシック
公式価格 35,618円 24,818円 19,418円 12,938円
最大許容圧力 10MPa 10MPa 9MPa 8MPa
最大吐出水量 360L/h 360L/h 360L/h 330L/h
最高給水温度 40℃ 40℃ 40℃ 40℃
冷却方式 水冷 空冷 空冷 空冷
保証 3年 1年 1年 1年
モーター入力 1.3kW 1.25kW 1.25kW 1kW
消費電力 1,300W 1,250W 1,250W 1,000W
高圧ホース 10m 8m 8m 5m
電源コード 5m 5m 5m 5m
本体寸法
(mm)
奥:331
幅:286
高:563
奥:538
幅:293
高:303
奥:242
幅:280
高:782
奥:393
幅:171
高:243
本体質量 10.3kg 5.8kg 5.5kg 3.8kg
動作音 65dB 68dB 73dB 73dB


バリオス
プレーランス
サイクロン
ジェット
ノズル
-
1ジェット
ノズル
- - -
トリガーガン
フォーム
ノズル
- - -
デッキ
クリーナー
- - -
自吸用ホース 3m - - -

一覧表でおわかり通り、K3サイレントとK2サイレントが突出した性能を誇っています。わずかながら、モーター入力の大きなK3サイレントが若干水圧が高く感じられます。

これらの比較を踏まえた上で、ケルヒャーセンターの親切な専任スタッフのお兄さんにいろいろ聞いてきたので、動画をご覧ください。

動作音についてはどうでしょうか。一般的な騒音レベル(dB)についておさらいしてみると以下のようになります。

騒音レベル(dB) 音の大きさの目安
うるさい 70 掃除機・騒々しい街頭・キータイプの音
60 普通の会話・チャイム・時速40キロで走る自動車の内部
普通 50 エアコンの室外機・静かな事務所
40 静かな住宅地・深夜の市内・図書館

K3サイレントの65dBは、普通の会話よりもうるさいが、掃除機よりは静か。K2サイレントの68dBは、やや掃除機の音より小さいイメージ。K2とK2クラシックの73dBは掃除機の音より大きく、一般的に「やかましい」と感じます。

と言っても、音に関しては捉え方に個人差があるので、自分で聞いてみないとイメージも湧かない上に、納得して購入もできませんよね。

そんなわけで、ケルヒャーセンターでがっつりと動作音を確認してきたので、続けて動画でご紹介していきます。

ケルヒャー高圧洗浄機の動作音

余計な能書きは抜きに、ケルヒャーセンターの専任スタッフと会話してきた内容を動画にまとめたのでご覧ください。

ケルヒャーK2(無印) vs K2サイレント

まずはK2(無印)と最新のK2サイレントの動作音を比較してみます。

さらにK2(無印)とK2サイレントの音を交互に聴き比べてみました。

その差は歴然ですね。K2サイレントの静音さがどれほどかがおわかりになるかと思います。しかも、いずれも室内でも動作音比較のため、屋外では道路の交通騒音も相まって、K2サイレントであればほぼ気にならない音になるのは間違いないでしょう。

ケルヒャーK2サイレント ノズル噴射時

続けて、K2サイレントのバリオスプレーランスを取り付けた際のノズル噴射時の動作音を見てみましょう。

K2サイレント本体のみを駆動させた場合と比べ、ノズル噴射するとその音も相まって、本体の動作音はほぼ気にならなくなります。

ちなみに、動画を見てもおわかりの通り、ノズルのトリガーを引いて水を噴射させないと本体のモーターが駆動しないため音が一切でません。つまり、本体の動作音だけが出ることは通常利用ではありえず、水の噴射音と同時で音が出ることを覚えておくと良いかもしれません。

ケルヒャーK3サイレント ノズル噴射時

K3サイレントで同じくバリオスプレーランスを取り付けた際のノズル噴射時の動作音を見てみましょう。

K2サイレントよりも3dB小さなK3サイレントですが、王者の貫禄と言いましょうか、こちらは例え狭小住宅で真っ昼間に屋外で使っても、恐らく隣家が窓を開けていればやっと聞こえる程度と言えるでしょう。むしろ、水の噴射音のほうが大きいので本体の動作音は一切気になりません。動作音を少しでも抑えたいという方は、K3サイレントの購入をおすすめします!

ケルヒャーK2サイレントの付属品

K2サイレントにはバリオスプレーランス、サイクロンジェットノズル、トリガーガンが付属しますが、洗車時にも使い勝手の良いフォームノズルも標準装備しています。

K2サイレントは、K2(無印)やK3サイレントと違い、高圧洗浄機用洗浄剤を使う際、本体に直接取り込むのではなく、トリガーガンにフォームノズルと呼ばれる洗剤のみを噴射する付属ノズルを使うことで、自動車やアスファルト、外壁に専用洗剤を吹き付けることが可能です。

トリガーガンに洗剤を取り付けるため、若干手元が重たくなりますが、トリガーガン自体がとても軽量なので心配には及びません。むしろ個人的には、動画でも紹介しているK2(無印)のお尻の部分にあるストローのような洗剤取り込み口がとても頼りなさそうなので、フォームノズルのほうが良いように思いました。そもそも、洗剤を噴射してから高圧洗浄機を利用するシーンは、なかなか無いように思えるのでK2サイレントに付属しているフォームノズルが必要十分と言えそうです。

高圧洗浄機ケルヒャーK2サイレントの購入を急げ!

f:id:advantaged:20181112021711j:plain

2018年10月に発売したばかりのケルヒャーK2サイレント。専任スタッフのお兄さんに聞いたところ、ホームセンターや家電量販店では非常に品薄になっているらしく、今後このペースで好調に販売が進むと、受注ストップになったりする可能性もゼロではないとのこと。

年末の大掃除や、年中やってくる台風による塩害対策にも、高圧洗浄機は心強い味方になってくれるはずです。そうした中で、K2サイレントは「小さく、軽く、静か」を実現した唯一の機種であり、今後この機種を超える新製品が出てくるのは随分と先になると思われます。

コスパ最強の高圧洗浄機、それがケルヒャーK2サイレントです!私も奥さんの許可が出たら、年内にでも早速購入し、自宅での使用レビューをお伝えしたいと思います。年末に向けて、価値のある高圧洗浄機を皆さんも使ってみませんか?

現在、Amazonでケルヒャー高圧洗浄機が大特価になっているので、購入検討されている方はAmazonでの購入をおすすめします!