新・価値のあるお買い物日記

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Macで使えるUSB3.0対応ブルーレイドライブはLBD-PMF6U3HBKWの一択で決まり!Macbook Airにて動作検証済み!

長い間ずーーーーっと待ってました。
DTCP-IPダビング対応かつUSB3.0対応の超スタイリッシュブルーレイドライブ。

しかも Macbook 対応

という待ちに待った製品。
実はこの製品、公式には対応OSとしてWindows XP/Vista/7/8、Vista/7/8の64bit版のみを掲げているのですが、
この度私が人柱力(だってばよ!)になってMacOS Xでも使えないかを検証しました。

結論から言うと、MacでのBlu-rayの再生も何ら問題なくできます
BootCampやVMware Fusion、Parallels DesktopでWindowsの環境を持っていると、そちらでも動作ができることも確認しました。
Windows環境だと、DiXiM BD Burner 2013も扱えるため、既に環境の整っている人は間違いなく即購入をおすすめします。

「ほんとか?」と思ってる人もいると思うので、実物の動作画面も含めて証明しようではありませんか!

これまでのブルーレイドライブは何が問題なのか

Mac対応のブルーレイドライブといえば、主な機種として以下の2つが既に発売済みでした。

価格帯は7,000〜14,000円と開きはあるものの、「Blu-rayを再生する」という必要最低限の事はできます。でも、この2機種を買ったマカー( Mac愛用者)は以下の問題にほぼ間違いなくぶつかります

  1. バスパワーでは書き込み(と、一部読み込み)ができない
  2. アダプターを購入しても、書き込み速度がとても遅い

さて、2.は我慢できたとしても1.は返品も検討をしてしまう内容です。
ご存知ない方のためにお伝えしますが、USB2.0は最大500mAまでしかバスパワーでの電源供給を行うことができません。一方、USB3.0では最大900mAまで可能になります。外付けのポータブルブルーレイドライブ(およびDVDドライブ)は、書き込み(一部読み込み)で500mA以上のバスパワーを必要とするため、必然的にUSB2.0では限界がでてきます。

そこで、外付けのACアダプターを利用して補助電源を得ることもできるのですが、上記2つの製品ともにACアダプターが別売りなのと、そもそも「ポータブルドライブ」というアイデンティティが崩壊します(据え置き型が中心なら別ですが…)。

また、個人的には2.も大変問題で、今までデスクトップ型PCを利用していた人は恐らく「書き込み速度ってこんなに遅いの!?」と思うのではないでしょうか。4倍速(上記2製品の最大書き込み速度)というのは約20GBの映像をBD-Rに書き込んだ場合、約20分もかかるのですから大変なことです。

そこで、今回ご紹介するLBD-PMF6U3HBKWは、それらを全て解決した待望の1台というわけなんです。

Logitecブルーレイドライブ LBD-PMF6U3HBKW の新機能

では、この新製品で何ができるのかが気になりますよね。従来機種から追加された新しい5つの機能を以下にまとめてみました。

  1. DTCP-IP Move対応(デジタル放送録画番組ダビング可能)
  2. nasne対応(簡単ダビング(書き込み)可能)
  3. テレビのリモコン対応(ダビング操作可能)
  4. Windows8対応(DVDビデオ再生可能)
  5. USB3.0対応

この通り、たくさんの新機能が追加されたわけですが、特に1.と5.を待ち望んでいた方が多いのではないでしょうか。

1.DTCP-IP Move対応(デジタル放送録画番組ダビング可能)とは

簡単に言うと、テレビやDVDレコーダーで録画した内容を、パソコンのドライブでBDに焼くことができる機能のことです。これができると、テレビやレコーダーのHDDが圧迫されて番組を削除しなければならなくなったとしても、本ブルーレイドライブを利用して保存できる(もちろん、他のBDレコーダーやパソコン等で再生可能)という内容です。

とりわけ、「nasneで録画したテレビ番組をBD/DVDディスクへ書き込める」ということが、動作保証をしている点で頼もしいですね。また、nasne以外の以下の機種で録画したものもBD/DVDディスクに焼くことができますよ。

メーカー製品シリーズ/製品名
シャープテレビAQUOS X5/L5シリーズ
東芝REGZA Z3/ZP2/ZG1/Z1/F1/RE1/HE1/ZX9500/9000/ZS1/R1/
Z9000/Z8000/ZH8000/ZX8000/Z7000/ZH7000/ZV500/ZH500シリーズ
日立Wooo ZP05/XP05/XP07/XP08/GP08/HP09シリーズ
SCEネットワークレコーダnasne(CECH-ZNR1J)
日立マクセルiVDRレコーダVDR-R3000/R2000、VDR-R2000.G50
NTTぷららひかりTVリンク対応チューナIS1050

5.USB3.0対応とは

言わずもがな、外付けACアダプターが不要になります。そのため非常にコンパクトなうえ、通常のポータブルブルーレイドライブが4倍速なのに対して、6倍速に対応しているので高速な書き込みが可能です。

購入してみた

じゃあいつ買うか? …今でしょ!!
というわけで、早速LBD-PMF6U3HBKWを購入してみました。

購入価格はどこで買っても9800円で変わりません(しかもWeb販売のみ)。Amazonで購入するのが最善と思われます。
Amazonで購入すると、このように簡易パッケージに入って届きます。

付属品は以下の通りです。

ブルーレイドライブ 1台
USB3.0ケーブル
(USB 3.0 Super-Speed対応:約30cm)
1本
ソフトウェア(CD-ROM) 1式
セットアップガイド(保証書含む) 3枚
ご注意 1枚

こちらがブルーレイドライブ本体です。
表面はドライブに圧力がかからないよう、またキズ、汚れに強いアルミを採用。
裏面には、USBケーブルを収納できるスペースが設けられています。


本体正面は、駆動ランプとインジェクションボタンが配置されています。
裏面には、バスパワー駆動が困難な場合に利用するDC5Vの電源供給を行うための差込口が用意されています。
また、こちらがわにUSB3.0のケーブルを差し込むことになります。


USBケーブルはUSB3.0 Super-Speed対応:30cmになっており、裏面にあるUSBケーブル格納部分にちょうど収まるようになっています。
格納する際、USB差込口を挿入する隙間があるので、ここに入れる形で格納するとスッキリ収まります。

Macbook Air 2012 との動作検証

Macで動作するか?というのは、論より証拠で、見てもらいたいと思います。
まずは手持ちのMacbook Air 2012と接続を試みます。バスパワーにより電源がしっかり供給され、インジェクションボタンを押すと中身が出て来ました。


中身を見てみると、どうやらドライブはPioneer(パイオニア)製ということがわかりました。
まずはCDが読み込めるか確認してみようと思います(TOEIC本付属のCDを入れてみました)。


ご覧の通り、しっかりCDが読み込まれているのがわかると思います。
もちろん、中身を開いてみるとトラックが保存されているのが見て取れます。


再生もできるかな?と試したところ、無事問題なく再生できました。
でも、CDを取り出そうインジェクションボタンを押したのですが、全く無反応。壊れたか!?


Mac対応を記載していないのはこのせい?なのかわかりませんが、MacBook等の通常のインジェクション動作のようにCD(円盤)のアイコンをゴミ箱にドラッグ&ドロップすると、「カシャッ」とドライブの中身が出て来ました。

もちろん、TSUTAYAやGEOで借りたレンタルDVDや市販DVDの映像も問題なく見られました。
今回、スクリーンショットを撮り忘れてしまったのですが、Macgoから発売されているMac Blu-ray Player を利用すればBlu-rayディスクの映像も再生できます(確認済み)。

DiXiM BD Burner 2013 for Logitecの動作検証

先にも書いたように、本製品にはDiXiM BD Burner 2013というソフトウェアが同梱されています。
これは、DTCP-IPダビング/ムーブに対応した機器からであれば、地上デジタル、BS、CS、ひかりTV、アクトビラなどの番組もPCを使ってBD/DVDに書き込みができる大変優秀なソフトウェアです。通常このソフトウェアを単体で購入すると約7000円するので、9800円でブルーレイドライブと本ソフトウェアが同時に手に入るなら、迷う事はないですよね。

ただ、このソフトウェアばかりはWindows環境でしか動作しません(Mac未対応のソフトです)。
ですので、BootCampやVMWare Fusion、Parallels Desktop等の仮想環境をお持ちの方のみ利用ができます。
私はParallels Desktop 8 (OSはWindows7)を持っていたので、動作検証を行いました。

ブルーレイドライブを購入すると、このようなソフトウェアが同梱されています。収録ソフトウェアは以下の通り。

  • DiXiM BD Burner 2013 for Logitec
  • TotalMedia Theatre 5 BD
  • TotalMedia Record 2 BD
  • Logitec インジェクトコントローラ

ソフトウェアを実行すると以下のようなインストーラ画面が出てくるので、必要なソフトを選択ください。
DiXiM BD Burner 2013 for Logitec以外のソフトについて知りたいかたはググってみてください(無責任ですんません。。。)。
 

さて、早速DTCP-IPを使ってムーブ型ダビングを試そう!…と思ったのですが、あれ?認識してない?
まさか、やっぱり仮想環境では動作できないのか、、、
しかし、しばらくすると自動で「ドライバーをインストールしています」というポップアップが出てきて、しばらく待っていると…なんと、ドライブ状態が更新され始めました!


ビンゴ!!ドライバーがインストールされると、ちゃんとブルーレイドライブが認識されました!
ドライブ名は、PIONEER BD-RW BDR-TD05 1.00 と出ています。
ここで、Blu-rayディスクを入れて認識してくれるかが問題です。入れてみると…更新中になりました!ドキドキ!


ちゃんと認識されました!!
書き込み可能状態となっていますが、実際にはこの画面でBD/DVDディスクの初期化が必要です(約3分程)。スクリーンショット撮り忘れました。。。書き込み速度はUSB2.0だと4倍速のところ、しっかりと6倍速となっているのがわかります。

その他のタブについては、以下の画像をご覧ください。


実は今回はレコーダーからムーブ型ダビングを実施しようと思ったのですが、レコーダーが壊れていてできませんでした。。。
しかし、ここまでくれば後はテレビまたはレコーダー側から、LANによるダビングを実施すれば簡単にダビングが可能になります。
それは、また別の機会にご紹介します!

USB3.0対応ブルーレイドライブLBD-PMF6U3HBKWを購入しましょう!

近年、TSUTAYA等のレンタル屋もBD(ブルーレイ)が非常に普及してきました。
しかも、DVDを借りる金額と同額なので、せっかくなら超高画質のBlu-rayを借りたいですよね。LBD-PMF6U3HBKWは、MacでBlu-rayを再生する上で必要な機能を全て兼ね備えています。

他社のブルーレイドライブは、大型、USB2.0、高額という3拍子が揃っているので、Logitec製の本ブルーレイドライブはコスパが最高に良いです。
買って間違いなく後悔しません!しかも、どこで買っても9800円なので、迷ってても安くなりませんよ!

みなさんも、快適なブルーレイライフをお楽しみください。

2013/7/7追記
BootCamp環境下でBDが問題なく再生される情報をいただきました。
takeさん情報ありがとうございます!