カーシェアがかなり本格的に実用化されてきました。
現在、タイムズ、カレコ、オリックス、アース・カーの大手4社が主なカーシェアリング提供会社であり、この4社でほぼ9割を超えるシェアとなっていると言っていいでしょう。もちろん、各社それぞれの特色を活かしながらシェアを拡大させているわけですが、事実上タイムズの1社独走状態が続いているのが実状です。
理由は様々ありますが、なんといっても1番肝心な「駐車場の絶対数が多い」ことが最たる業界1位であるが所以です。近くにたくさんあって、気軽に乗れて、料金も安い。これを実現しているのがもはやタイムズだけといっても過言ではありません。
つまり、タイムズ以外のカーシェアに登録するのはよほどの事がない限り得策ではないことになりますが、今回ご紹介するのは、そんなタイムズのカーシェアをどうやって利用すると1番お得になるのか?何か裏技(もちろん合法)のようなものがないのか?といった、少し痒いところに手が届くようなそんな小ネタを紹介したいと思います。まだタイムズカーシェアリングを申し込んでいない人もかなりオトクになる内容もご紹介しますので、ご覧ください。
どこのカーシェアがお得?(まずはおさらい)
大手4社の特徴を簡単にまとめてみるとザッとこんな感じ。赤文字で優良なところを表しています。
(2014年9月現在) |
オリックスカーシェア (2012年9月末現在) |
(2013年1月現在) |
(2013年1月現在) |
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ステーション数(箇所) | ||||
車両台数(台) | ||||
会員数(人) | ||||
初期費用 | ||||
月額基本料 | ・個人・家族:1,030円 ・学生:4年間無料 ・法人:無料 |
・個人:2,000円 ・学生:5年間無料 ・法人:無料 |
・個人:980円〜 ・学生:4年間無料 ・法人:無料〜39,800円 |
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利用料金 | ||||
初回特典 | ・1,500円のカード発行手数料無料 | ・月額基本料2,000円が2ヶ月間無料 ・時間料金2時間(1,600円/月)が無料 |
・入会金1,500円無料 ・月会費980円が2ヶ月間無料 こちらからのアクセスのみ適用 |
・月会費がずっと無料 |
特徴 | ・ステーション、車両台数が業界1位 ・ステーション数は増殖加速中 ・実用性・将来性ともNo.1! |
・全国大都市ステーションがあり ・出張など移動の多い人には使い勝手良し ・長時間パックは他社を寄せ付けない安さ! |
・首都圏に集中展開しエリアNo.2の実力 ・短時間利用では最安クラス ・車種のバリエーションも豊富! |
・GT-Rやベンツなど車種が豊富 ・ポルシェ、BMW、86などもあり ・月会費がずっと無料! |
スマホアプリ | iOS |
iOS |
iOS |
(スマホからHPで予約可) |
上記を見てわかる通り、利便性・料金・車種の多さなど、それぞれで各社の強みが現れており、一概に甲乙付け難いように思われます。
が、しかし!冷静に考えて、どんなに安くても、どんなに車種が豊富でも、近くに沢山ステーションがなければ、カーシェアを使いたい時に使うことはできません!つまり、利便性>料金>車種がカーシェアにおける評価値なのです。よって、他社の5倍以上のステーション数、車両台数、会員数であるタイムズカープラスを選ぶ事が最も得策なのです。加えて、GT-Rやポルシェ(ケイマンやカイエンも!)が借りられるアース・カーは、月額がずっと無料なのでこちらは加入しておくだけでも損は無しです。一度はGT-Rに乗ってみたいものですよね(笑)
タイムズカープラスが1番お得な理由
利便性が良いから、仕方なくタイムズカープラスを、、、なんてのは嫌ですよね。
タイムズカープラスはステーション数や車両台数が多いだけではなく、明確に「1番お得である理由」があります。
話は変わりますが、カーシェアを利用したいシーンとは皆さんどのような時でしょうか?
まず、月に2〜4回程度の利用がメインではないでしょうか。毎週利用であれば車の購入もきっと視野に入れるでしょう。また、1泊2日の旅行であれば1日中借りられるレンタカーか電車を利用するでしょうし、東京から名古屋のような片道300kmを超えるような長距離もレンタカーか電車のほうが多いと思います。裏を返せば、1回で半日程度の利用か、往復でも200〜300km未満の中距離利用がカーシェア利用者の最も需要が多い利用用途だと思います(私の思い込みだったらごめんなさい)。
細かな話は説明すると長くなるので省略しますが、大手4社のうちタイムズカープラスが最もお得なケースは以下の利用用途です。
- 15分以内の利用
- 6時間超12時間以下の利用で、走行距離が28km〜300km程度
- 18-24時、0-9時のパック利用
と、まさにカーシェアの需要が高い利用用途で最もお得になるのがタイムズカープラスなのです!
ちなみに、全てにおいてタイムズカープラスがお得であるわけではないので、参考までに各社がお得になるケースもご紹介。
オリックスカーシェアがおトクなケース
- 5時間以上6時間以下で、走行距離が20km未満
- 12時間パック+45分以下
- 24時間パック
カレコ・カーシェアリングクラブがおトクなケース
- 30分以上4時間20分以下の利用
- 4時間30分以上4時間50分以下で、走行距離が1km〜19km以上
- 5時間以上6時間以下で、走行距離が21km以上
- 夜間パック(18時から翌9時)で24時をまたぐ利用
- 夜間パックの前後に時間料金を組み合わせる利用(15時から翌9時、18時から翌12時など)
アース・カーがおトクなケース
- スポーツカーを安価に乗り回したい時
タイムズカープラスを利用すべき3つの理由
さて、やっと本題です。
タイムズカープラスがお得である事はこれまでお伝えした通りです。これらを踏まえ、タイムズカープラスを利用すべき理由は3つあります。
- ステーション数、車両台数、会員数が最も多く、全国主要地域で「使いたいときに使える可能性」が最も高い
- カーシェア利用者にとって最も需要の高い用途で、1番おトクな料金プランがある
- 裏技を利用するとおトクな料金をもっとお得にすることができる
上記の中で、他のブログでほとんど紹介されていないのが3つ目の「裏技」だと思います。早速その裏技についてご紹介します!
タイムズカープラスの裏技
裏技は2つあります。
それぞれについて簡単にご紹介しましょう。
15分206円で最大28分利用する裏技
タイムズカープラスは15分206円(プレミアム車種の場合は412円)を最短時間として利用できます。実際、15分だけしか利用しないユーザーはほとんど皆無でしょうが、45分程度であれば、送り迎えや短時間のお買物などで利用される可能性は高いと思います。45分であれば206円/15分×3=618円とお安いですが、ワンコイン利用とは言えませんよね。
しかし、実はタイムズカープラスは予約した時間の最大13分前から利用を開始することができます。タイムズは公式には「出発前準備時間」としてエンジンやタイヤトラブルの発見時間として、1つ前の利用とのインターバルを必ず15分以上空けるようにしています。この仕組みをうまく利用し、実際には13分早く乗車できるので、事実上28分206円で利用することができます。
28分にさらに15分利用すれば43分412円で利用でき、ワンコインでお釣りがきてしまいます。
カーシェア利用者は少しでも移動費を節約したいという考えをお持ちの方が多いと思うので、この事実を知っているのと知らないのとでは雲泥の差です。他社のカーシェアではこのようなことはできないので、これを理由にタイムズカープラスを契約するのも大アリだと思います。
6時間〜9時間15分以内の利用は、12時間パックではなく6時間パック+3時間15分延長がお得
これは裏技とは言い難いですが、「6時間パック4,020円で予約したけど、時間通り帰れるかわかんないな…」と思ったことはありませんか?まだ未契約の方は、きっとこれを体験する時が来ます。絶対。そんな時、安心を見て12時間パックにする方が非常に多いそうです。12時間パックを利用すると、実際の利用が6時間であっても11時間であっても同じ12時間パック6,690円+16円/走行kmが請求されます。
しかし、実はそんな無駄なことをしなくて済む方法があります。
15分206円の単位で利用する事をタイムズでは「ショート」と呼んでいますが、予約時にパックを指定しない限りはショートの料金で利用されるようになります。実はこのショート、実際に利用した分しか請求されない仕組みになっています。例えば、1時間利用する予定であっても、実際には30分の利用であれば30分の料金しか請求されません。
この特性を利用すると、6時間を超えてしまうかも?と思ったら、予約時に迷わず6時間パックに「3時間15分延長」を指定しましょう。このように指定すれば、実際に7時間の利用となっても、6時間パック4,020円+ショート60分824円しか請求されず、12時間パック6,690円よりも1,846円もお得になります。しかも、6時間パックとショート利用だけ走行距離に応じた「16円/走行km」の追加料金が発生しません。6時間以上も車を利用すれば、100km以上の走行はザラでしょうから、実際には16円×100km以上=1600円以上も追加徴収されてしまうので、お得の幅は更に大きくなるのはどなたにもわかると思います。
この6時間パック+時間延長(ショート)の指定方法について簡単にご説明します。
まずタイムズカープラスの予約画面で、利用開始日時と6時間パックを指定します。すると「訂正する」と「予約確定」が表示されるので、「訂正する」を選びます。
「訂正する」を選択すると、以下のような画面が表示されるので「パック延長時間」の時間と分を選択して、最大3時間15分までの好きな時間を入力します。ここでは仮に2時間としましょう。
下図の通り、課金予定料金は見た目上あがったように表示されますが、実際の利用が6時間であればショート料金は課金されません。
ここで、最大3時間15分と言っているのは3時間15分を超えると、12時間パックがお得になる場合があるからです。
わかりやすく言うと、「6時間パック+ショート3時間15分」の料金と、「12時間パック」の料金は一緒なのです。しかし、後者の12時間パックは走行距離に応じた「16円/走行km」の追加料金が発生しますので、実際には3時間30分〜4時間程度であっても、「6時間パック+ショート時間延長」のほうがお得になると思われます。この辺りは各人の利用用途(走行距離)に応じてフレキシブルに調整するのがベストだと思います。
タイムズカープラスを利用して節約を極めよう!
というわけで、タイムズカープラスがお得であることが十二分に伝わったのではないでしょうか。
仮に月4回、毎回12時間利用した場合、カーシェア、レンタカーはほぼ同額でも、マイカーでは3万円近くも差が開いてしまいます。レンタカー屋はそんなに近くにたくさんないので、利便性ではカーシェアが圧倒的かつ安価です。さらに今回紹介した裏技を使えば、この差はカーシェアに更に有利に働きます。
既に契約済みの方は実践をオススメすることはもちろん、未契約の方は、ちょうど今は「お友達紹介キャンペーン」をやっているので、申込時に以下の紹介コードを入れると、皆さんも私も良い事があるそうです。紹介者コードを入力すると60分のカーシェアが最初から無料になるので、かなりお得ですよ!得することはあっても損することは無いので是非お試しください♪
紹介者コード : 0010457471
カーシェアの最新情報はこちら(2016年9月11日更新)
最新のカーシェア市場を徹底調査し、じっくり比較してみました!
http://umame4.hateblo.jp/entry/carshare_times_careco_urawaza
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