9月10日(木)午前2時にiPhone6s / 6s Plusが発表され、9月18日(金)にいよいよ発売が開始されます。予約開始は恐らく9月10日(木)あたりでしょうか。
iPhone6s / 6s Plusに機種変すべき3つの理由でもご紹介したように、今回でSIMフリーが義務化されるiPhone6sの発売をきっかけにMVNOの契約を検討する方も多いと思いますが、MVNOへの契約をいかに安く切り替えるかが焦点になってきますよね。
ぶっちゃけ、1番安くiPhone6sに機種変更できる方法とか裏技とかないの!?と思っている方は多いんじゃないでしょうか?
結論から言うと、iPhone6sに安く切り替える方法は3つあります。
- Apple StoreからSIMフリーiPhone6sを購入し、MVNOを契約する
- 現在契約中のキャリアでそのままiPhone6sに機種変更し、半年後にSIMロック解除し、MVNOを契約する
- MNPで他キャリアのiPhone6sに機種変更し、半年後にSIMロック解除し、MVNOを契約する
それぞれ、現在の契約期間やプランによっておトクな方法はまちまちですが、iPhone6sに機種変更するユーザで最も多い以下を前提条件として、最もお得にiPhone6sに乗り換える方法を検証します。
- iPhoneをSB・au・docomoのいずれかで契約しており、ちょうど更新月を迎える
- プラン解除によって違約金がかかるプランは契約していない
- iPhone6s 64GB(98,800円)へ機種変更を行う
- MVNO(音声通話機能付き)として最も通信品質・月額のコスパが良いmineoを選択する
早速、どの方法が最もお得にiPhone6sに乗り換える方法なのかを見てみましょう。
1.Apple StoreからSIMフリーiPhone6sを購入し、MVNOを契約する
この方法が最もシンプルなiPhone6sへの機種変方法です。機種変更の流れと、それにかかる費用を見てみましょう。
- Apple StoreでiPhone6s(SIMフリー)を購入 98,800円
- 契約中のキャリアをMNP転出 3,000円
- mineoにて音声通話機能付きナノSIMカードを契約 3,000円/初期 + 1,510円/3GB月
- 合計 104,800円 + 1,510円/3GB月
約10万5千円でiPhone6sに乗り換えられるこの方法の最大のメリットは、最短で発売日即日にiPhone6sをMVNO契約で利用開始できるという点です。
なお、MVNO契約が完了したら、現在契約しているキャリア(SoftBnak・au・docomo)と契約解除(解約)しておくことを忘れないようにしましょう。この解約は、各キャリアが設ける「更新月」に解約することで違約金が一切発生しません。
例えば、上図のようにiPhone5sを発売月(2013年9月)に契約した方の更新月は、ちょうど2年後の9月が更新月に当たります(2013年10月に契約した方は2015年10月が更新月、といった具合)。iPhone4sを発売月(2011年10月)に契約して今も利用している方は、2015年10月が更新月になるのでご注意ください。
更新月以外に解約すると、キャリアを問わず一律9,500円(税抜)がかかり、無駄な出費となるので要注意です。各キャリアの更新月確認方法は以下を参照。
SoftBank:My SoftBankで更新月を確認する方法
docomo:ドコモの更新月を確認する方法|携帯総合研究所
既にMVNO契約を持っていて、あとはSIMフリーのiPhone6sを手に入れるだけ、という方は何も気にする必要はありません。この方法が最も良い機種変更の方法です。
2.現在契約中のキャリアでそのままiPhone6sに機種変更し、半年後にSIMロック解除し、MVNOを契約する
2015年5月以降に発売する携帯電話およびスマートフォンは、原則SIMロック解除(SIMロックフリー化)ができるようにしなければならない法律が策定されました。
よって、今回発売されるiPhone6s / 6s PlusもSIMロックフリーの対象に含まれます。
つまり、Apple StoreでSIMフリーのiPhone6sを購入する以外にも、キャリアで機種変更したiPhone6sも同様にSIMフリー化することができます。
このSIMフリー化には各キャリア条件があり、2015年9月現在はSoftBank・au・docomoの何れのキャリアにおいても、端末の購入(契約日)から180日が経過しないとSIMロック解除を申し込めないという制約があります。
一見メリットがないキャリアへの機種変更によるiPhone6sのSIMフリー化ですが、既に各キャリアは機種変更の際のクーポンを準備しており、それを利用することでおトクに機種変更ができます。それらを踏まえ、各キャリアのSIMフリー化までかかる費用を見てみましょう。
SoftBnakでiPhone6sをSIMフリー化する方法
- こちらサイトからiPhone6sを予約(自宅受け取りを選択)する
- 本申し込みのご案内メール(SMS)が届く
- 本申し込みのURLでクーポン番号を入力する
- クーポン番号:(恐らくお手元に届いていると思うのでご確認ください)
- iPhone6sの到着を待ち、自宅でアクティベーション(利用開始設定)する
上記クーポンにより、ソフトバンクのiPhone6sに機種変更する際に通信料が最大10,000円割引(1,000×10ヶ月)されます(人によっては最大20,000円割引もあるようです)。これを適用し、181日目にSIMロック解除した場合の費用を見てみます。
- SoftBankオンラインショップでiPhone6s(64GB)を契約 98,800円(予想)
- 月月割り×7ヶ月間(181日間)の割引 -2,500円×7ヶ月 = -17,500円(予想)
- クーポン割引 -1,000円×7ヶ月 = -7,000円
- 通話+通信費 6,000円×7ヶ月 = 42,000円
64GB 通話し放題プラン 2,916円[2,700円] データ定額パック・標準(2GB) 3,780円[3,500円] S!ベーシックパック 324円[300円] 毎月のお支払い合計 7,020円[6,500円]
- 機種変更事務手数料 0円
- SIMロック解除手数料 0円(オンラインで実施した場合のみ0円)
- データ定額パック解約手数料(7ヶ月目) 約42,150円(予想)
- mineoにて音声通話機能付きナノSIMカードを契約 3,000円/初期
- 合計 164,950円
上記の通り、Apple SotreでSIMフリーiPhone6sを購入しMVNO契約するよりも5万円以上高くなってしまいました。
厳密には、この7ヶ月間は通話し放題かつキャリアメール(softbank.jp, i.softbank.jp)が利用できるため、その恩恵を享受されたい方は是非おすすめします。
しかし、データ定額パックの解約手数料が4万円以上とかなり高いため、個人的にはあまりオススメしません。
auでiPhone6sをSIMフリー化する方法
- こちらのサイトでiPhone6sを予約(自宅受け取りを選択)する
- 本申し込みのご案内メール(SMS)が届く
- 本申し込みのURLでファストクーポン番号を入力する
- クーポン番号:(恐らくお手元に届いていると思うのでご確認ください)
- iPhone6sの到着を待ち、自宅でアクティベーション(利用開始設定)する
上記クーポンにより、auのiPhone6sに機種変更する際に通信料が最大15,000円割引(3,000×5ヶ月)されます。これを適用し、181日目にSIMロック解除した場合の費用を見てみます。
- au online shopでiPhone6s(64GB)を契約 98,800円(予想)
- 毎月割×7ヶ月間(181日間)の割引 -2,500円×7ヶ月 = -17,500円(予想)
- クーポン割引 -3,000円×5ヶ月 = -15,000円(最大額適用)
- 通話+通信費 6,500円×7ヶ月 = 45,500円
64GB 電話カケ放題プラン 2,916円[2,700円] データ定額2(2GB) 3,780円[3,500円] LTE NET 324円[300円] 毎月のお支払い合計 7,020円[6,500円]
- 機種変更事務手数料 3,240円
- SIMロック解除手数料 0円(オンラインで実施した場合のみ0円)
- 誰でも割 解約手数料(2年未満) 約9,500円
- mineoにて音声通話機能付きナノSIMカードを契約 3,000円/初期
- 合計 127,540円
上記の通り、Apple SotreでSIMフリーiPhone6sを購入しMVNO契約するよりも1万円以上高くなってしまったものの、SoftBankと比較すると4万円弱おトクな方法と言えます。 やはりSoftBankのデータ定額パックの解約手数料は痛いですね(汗)
またauは、誰でも割で契約すると機種変更代を10,000円割引くなんてこともやってるので、iPhone6sにも適用されるとなると、Apple StoreでSIMフリーiPhone6sを購入する金額に迫る勢いになりますね。
さすがにauがそこまでの割引を適用してくるとはとても思えませんが。。。
docomoでiPhone6sをSIMフリー化する方法
- こちらのエントリーを参考に、151に電話し、引き止めポイントを確認
- こちらからiPhone6sを契約(自宅受け取りを選択)する
- 本申し込みのご案内メール(SMS)が届く
- 本申し込みを行う
- iPhone6sの到着を待ち、自宅でアクティベーション(利用開始設定)する
docomoは2015年9月8日時点でSB・auのようなクーポンを既存契約者に配布しておりません。
そこで151に電話して引き止めポイント(通称:コジ割)をGETできる可能もあるので是非試してみましょう。しかし引き止めポイントは昨今あまり期待できないため甘い試算はせずに、181日目にSIMロック解除した場合の費用を見てみます。
- docomoオンラインショップでiPhone6s(64GB)を契約 98,800円(予想)
- 月々サポート×7ヶ月間(181日間)の割引 -2,600円×7ヶ月 = -18,200円(予想)
- 通話+通信費 6,500円×7ヶ月 = 45,500円
64GB カケホーダイプラン 2,916円[2,700円] データSパック(2GB) 3,780円[3,500円] SPモード 324円[300円] 毎月のお支払い合計 7,020円[6,500円]
- 機種変更事務手数料 0円
- SIMロック解除手数料 0円(オンラインで実施した場合のみ0円)
- mineoにて音声通話機能付きナノSIMカードを契約 3,000円/初期
- 合計 129,100円
上記はほぼauの費用と遜色がありませんが、以下の2点を考慮するとauよりもおトクになります。
- docomoに15年以上契約している方はずっとドコモ割600円/月×7ヶ月 = 4,200円引き
- 引き止めポイントの適用により10,000円以上割引される可能性あり
上記以外にも、docomoは間違いなく何らかの形で割引施策を撃ってくると思われるので、docomoを現在契約中の方はそのままこちらからiPhone6sを契約するのが間違いなくおトクでしょう。
3.MNPで他キャリアのiPhone6sに機種変更し、半年後にSIMロック解除し、MVNOを契約する
こちらの方法は「2.現在契約中のキャリアでそのままiPhone6sに機種変更し、半年後にSIMロック解除し、MVNOを契約する」で試算した費用に、さらにMNPにより各キャリアがどれだけの割引を準備するか、に依存します。
これはiPhone6s / 6s Plusが発表され次第、各キャリアが施策を発表すると思われるのでその情報が届き次第詳細を記載することにしましょう。
9月12日追記:MNPで特別価格でiPhone6sを入手する方法が見つかりましたよ!
iPhone6s機種変更に備えて万全な準備を!
いよいよ9月25日にiPhone6sが発売されます!
iPhone6sをより安価に機種変更するためにも、是非本サイトで追って公開する情報をお待ちください。
皆さんが、より価値のあるお買物ができるよう、情報どんどん公開していきますよー!