2015年を39度4分の高熱でスタートした@umame4です(汗)
遅くなりましたが、明けましておめでとうございます!
健康がウリ(?)だった自分としては、年末年始を体調不良で寝正月にしてしまったことはかなりの失態でした。久々に実家へ帰省したというのに、両親に看病してもらう羽目になるとは・・・。年末に緊急外来にかかってわかった私の症状は「咳喘息(せきぜんそく)」と呼ばれるもので、いわゆる「大人が感染しやすい風邪の症状」の一種でした。この症状の特徴は以下の通りです。
- 発熱(38度〜39度)が2〜3日以上続く(人によっては熱が出ない場合も)
- 咳(せき)が止まらず、2〜3週間以上続く
- 痰(たん)が多く、犬が低い声で吠えるような咳が多い
- 倦怠感で何もしたくなくなる
ほとんどの人が風邪と同じ自覚しかなく、症状が本格化するまでは「なんとなく体調が悪いな」くらいしか思わないため、悪化してから専門医にかかるため治りが遅れます。
自分がこの症状に感染して言えることは、「もっと風邪予防をしておけばよかった」ということに尽きます。思い返せば、これで大丈夫と言えるような予防対策は何もしていませんでした。
そこで今回は、かかりつけの専門医(呼吸器科・耳鼻咽喉科、あと産婦人科)から教わった個人でも十分可能な咳喘息の予防対策 を7つご紹介します。この方法は通常の風邪はもちろん、感染症にかかりやすい乳幼児にも効果てきめんですので是非お試しください!
風邪に感染しないための7つの予防対策は以下の通りです。
それぞれ順にご紹介していきましょう。
1.正しい手洗い
手洗いと一言で言ってもたくさん方法がありますが、「正しい手洗い」はあまりできている人は少ないのではないでしょうか。今回改めてお医者さまに指導してもらいました。
- 手のひらを洗う
- 手の甲を洗う
- 指の間を洗う
- 指先・爪を洗う
- 親指を丹念に洗う
特に「4.指先・爪を洗う」が非常に重要と教わりました。理由は、人間は無意識に色んな物に指先で触れており、その際に付着した菌は、湿度がある程度保たれている爪の中を好み集まるとのことです。
その際、手洗い洗剤は一般的なものであれば何でも良いですが、できれば手をかざすと自動で出てくるやつを使った方がいいとのことです。
汚れた手で洗剤ボトルを触れていると、そこに汚れがたまり、毎回そこを触れて感染が広まる可能性があるからです。ご興味のある方は1000円程度で買える優れ物なのでオススメします。こちらの記事でも紹介しているのでご覧ください。
2.魔法のうがい
手洗いと一緒にうがいも忘れずに、なんて子供でも知っています。しかし、こちらも正しいうがいの方法があり、専門医に教わりました。
それは「魔法のうがい」という方法です。うがいの目的は、喉の奥に付着した菌を洗い流すことです。しかし、ほとんどの人はいわゆる「ガラガラうがい」によって喉の表面だけを洗浄するに留まっています。しかし、魔法のうがいは違います。うがい薬を口に含み、こう言うだけです。
ま〜ほぉ〜♪
ちょっと恥ずかしいかもしれませんが、ま〜ほぉ〜と言うことで喉が開き、うがい薬が喉の奥まで行き渡ります。この「魔法のうがい」でかなりの菌をやっつける事ができるので早速今日からお試しください。お子さんがいる方は楽しくうがいができるかも(笑)
ちなみにうがい薬は、やはりイソジンが1番効くそうです。
ただ、妊婦さんはイソジンを極力避けたほうが良いそうです。理由は、うがい薬に入っている「ヨード」という成分を恒常的に摂取してしまうと赤ちゃんが「先天性甲状腺機能低下症」を引き起こす危険性があるからだそうです。そんな妊婦さんには、新コルゲンコーワのうがい薬がオススメです。ヨード成分が含まれていないため、安心して利用できます。また、ヨード成分の独特の苦味が苦手という方もこちらを利用されても効果抜群ですよ!
3.安価で高性能なブリーツマスクの着用
単に安いマスクは、喉の保湿ができないだけでなく、菌がマスクと肌の間から簡単に侵入してしまうため使うだけ無駄です。
オススメは、安価でありがながら、鼻と顎にジャストフィットし、呼吸のし易いブリーツタイプマスクの三次元マスクです。PM2.5はもちろん、風邪のウィルスの侵入を99.9%以上防いでくれる優れものです。1日中つけていても耳が痛くならないのもGoodですよ。
もし、既に咳喘息にかかっている方は、喉の保湿がかなり重要になりますので、のどぬ〜るぬれマスクをオススメします。呼吸が楽になるので、倦怠感に陥りにくくなります。
4.抗菌タオルの用意
菌は屋内でどんどん広まっていきます。その主な感染ルートがタオルです。
タオルは必ず抗菌タオルを使用しましょう。タオルからの感染を予防できるだけでなく、一度使用したらすぐ洗うといった事も無くなるため、手間も減ります。主に手洗いうがいをした後に使用するフェイスタオルが抗菌であることが望ましいです。
5.温度・湿度の管理
風邪のウィルスが最も存在する温度・湿度があります。
上図の通り、屋内で「あたたかい」と感じる22〜26度あたりでは40%以上、涼しいと感じる18〜20度あたりでも45%以上の湿度がもっともウィルスが生存しにくい湿度とされています。
普段私たちは、温度や湿度をあまり意識していないので、ご自宅に温度・湿度計がないという方はコレを機会に1部屋に1台置いておくと良いかもしれません。
6.加湿器・空気清浄機の設置
温度はストーブやエアコン等の暖房器具を使ってコントロールできますが、湿度はそう容易くありません。必ず加湿器か、加湿空気清浄機を設置した部屋で過ごすようにしましょう。
加湿器と言っても、いろんな種類があるので、用途に応じたものを選ぶと良いです。もし家電製品にあまり詳しくなければ、家電業界に勤める私がオススメする1台を紹介しているのでご覧ください。
すでに咳喘息になっている方や、朝起きるといつも喉が痛くなる方は、就寝時に喉や肌の保湿をピンポイントで支援してくれるパーソナル保湿器がオススメです。私も利用していますが、喉の痛みで悩まれている方には一押しの加湿器なので、一度お試しください。
7.掃除機によるハウスダストの除去
咳喘息をはじめ、風邪の大敵の1つとして「ハウスダスト」があります。平たく言えば、家の中にあるホコリを常に少なく保つことが大切です。
みなさん掃除機はちゃんと2〜3日に一度はかけていますか?しんどい時ほど掃除はできませんし、仕事が忙しい人も同様かと思います。そんな方は少しお金をかけても、自動掃除機「ルンバ」の購入を強くオススメします。
私はかれこれ4年間、ルンバを愛用してきましたが、もはや無くてはならない家電の1つになってしまいました。2015年も1台買い足す予定です。中でもルンバ880・870シリーズは、従来機に比べて静音性がかなり増したのに加え、掃除能力を表す吸引力も5倍になりました。タイマー機能もあるため、毎日仕事に出た後すぐに掃除が開始されるように設定も可能で、自ら充電場所に戻ってくれる優れ物です。
自分で手を動かさなくてもハウスダストの多くを減らしてくれるので、個人的には2014年のベストバイだと思っています。まだ購入したことのない方は是非お試しを!
2015年も風邪をひかない体をつくりましょう
さて、今回は7つの風邪予防の対策をご紹介しましたが、紹介したもの以外で最も大切なのは
- 十分な栄養補給(規則正しい食生活)
- 適度な体力づくり(有酸素運動)
であることは言うまでもありません。風邪をひいてからでは手遅れです。高熱が出た事がある人ほど、健康がどれほど大切かを知っています。健康は勝手にやってくるものではありませんから、事前準備や日頃の行いを徹底することではじめて享受されます。
ご紹介した7つの対策を参考に、みなさんが2015年を健康で楽しく幸せに過ごせるように祈っています。良い1年を一緒にスタートさせましょう!!