一気に暑くなりましたね(υ´Д`)アツー
2017年は記録的な猛暑になると言われており、「スーパー猛暑」なんて聞きなれない言葉もニュースで取り上げられるくらいの状況です。
そんな暑い夏も、楽しみなBBQや夏祭り、花火大会といったイベントも目白押し。だけど、どのイベントにも避けられないのが日焼けと虫刺されです。
日焼け対策は女性を中心によく心得た方も多く、例年の対策をしていればバッチリですが、虫刺されにおいては近年の蚊の生体も加味すると、例年と同じ虫刺され対策では思わぬかゆみに襲われる可能性もあります。その誰もが嫌がる蚊は、気温15〜35℃、主に4月〜11月に活動します。1日じゅう15〜35℃の気温になっているのが夏というわけです。蚊は「汗」と「二酸化炭素」に敏感に反応するため、暑さで発汗し、バテてて呼吸が荒くなれば必然的に蚊の格好の餌になるというわけです。
そこで今回は、虫刺され対策を徹底的に調査し尽くした@umame4が、2017年最新の虫刺され対策グッズをご紹介したいと思います。夏場の天敵に備え、楽しい夏を過ごしましょう!
インドア対策
まずは自宅や室内にいる時に最適な虫刺され対策についてご紹介します。
日中(寝るまで)の対策
最強の屋内スプレーが存在しています。
2013年に発売されてから、あらゆる雑誌の蚊取りアイテムの比較でNo.1を取り続けている、大日本除虫菊から発売されている「蚊がいなくなるスプレー」があれば他は何もいりません。
通常、部屋の中に入ってきた蚊は、そのほとんど(95%以上)を壁や天井につかまった状態で生息します。蚊がいなくなるスプレーは、そうした蚊の習性を利用し、壁や天井に付着しやすく、かつ拡散しやすい薬剤を、たった1プッシュで部屋中に充満させます。その薬剤に少しでも蚊が触れると、まるで漫画のように蚊が落下してきます。
具体的には、4.5~8畳あたり1回の割合でお部屋の中央に向かって、ななめ上方に噴射することで、約12時間効果が持続する薬剤が部屋中に広がります。もちろん、人体への影響は無いため、部屋の中で過ごしていても全く問題ありません。
@umame4も3年前から愛用していますが、日中窓を開けていても、外出から帰って蚊が体に付いていた場合も、このスプレーのおかげで一切蚊に刺されたことがありません。3年経ってますが、まだ1本目が残ってるので、コスパも最高です。まさに、最強のスプレーと言っても過言ではありません。一家に1本は必須アイテムですよ!
個人的には↑の無香料タイプがおすすめですが、芳香剤のようなローズの香りがするものもあるので、好みに合わせてどうぞ♪
夜間(寝るとき)の対策
夜間の対策は、昼間とは異なります。
蚊は暗闇を好むため、昼間は壁が天井に張り付いているのですが、夜間は人の熱や汗、二酸化炭素を頼りに積極的に血を吸いにやってきます。
そのため蚊がいなくなるスプレーでは対策が十分ではなく、常に空気中に蚊を撃退する薬剤を充満させるアイテムが必要なのです。
昔はベッドの傍に蚊取り線香やアースノーマットなんかを置いたりしていましたが、線香の替えや灰の始末が面倒だったり、コンセントを探さないといけなかったりと、何かと不便でした。
そんな中、とうとう2014年にそれらの問題を全て払拭し、コスパ・耐久性・効果・移動性の全てに優れた、蚊よけ器「どこでもベープ未来」が登場しました。
「どこでもベープ未来 150日セット パールホワイト」は、コンセントがいらない電池式という点が非常に現代の日本家屋にぴったりなのです。
この手の製品は、特殊薬剤を熱で蒸発させ、それをファンで拡散させることで蚊を撃退します。しかし、寝室それも枕元に置くことを考慮されているため、ファンはどうしても微弱になりがちです。そのため、人の寝ている位置から遠くなればなるほど、効果が薄れてしまうのです。
必ずしも枕元にコンセントがない家は多く、この「コンセントレス」は画期的と言えるでしょう。電池一体型のカートリッジ式で、1日8時間として150日間も稼働します。1年に1回、カートリッジを交換するイメージで、毎年約800円のコスパで夜間の蚊刺されから解放されます。
ちなみに、「どこでもベープ未来」の適用害虫は「ユスリカ、チョウバエ」と記載されているのですが、実は「蚊」も含まれています。
同等品で「どこでもベープ 蚊取り」なるものがあるのですが、こちらは「(防除用)医薬部外品」なので 効能として蚊の防除を記すことが出来きます。一方、「どこでもベープ未来」は 「(防除用)医薬部外品」ではない、単なる「雑品」扱いの商品なので 蚊の防除を記すことが出来ないのです。薬事法って難しいですね。。
個人的には、「どこでもベープ 蚊取り」はデザインが結構ダサいので、同じ効果を持つ「どこでもベープ未来」の購入をオススメします!
アウトドア対策
次は屋外で最適な虫刺され対策についてご紹介します。
日中の対策
こちらも最強の虫除けスプレーが存在しています。
フマキラーから発売されている「スキンベープ(SKIN VAPE)」は、スプレーミストの肌に吹き付けるタイプの虫除け剤です。これ1本あれば、散歩、アウトドア、園芸作業、花火といったあらゆる場面で蚊の被害から解放されるでしょう。
「スキンベープ(SKIN VAPE)」の特徴は5つ。
- マダニにも効く
- 効き目が長持ち(8時間以上)
- お肌に優しいヒアルロン酸Na配合でアレルギーも引き起こしにくい
- 虫よけ剤特有のニオイが無い
- シーンに合わせてコンパクト・大容量が選べる
特に4.は虫よけ剤を利用する上で気になる人も多いはず。効き目が長くて、ニオイも無いので万人におすすめできる最強の虫除けスプレーです。
ここで少し余談ですが、一般的に肌に吹き付ける、または肌に塗るタイプの虫よけ剤は、成分として「ディート(DEET)」というものが配合されています。蚊やブヨ・マダニは、このディートを非常に嫌うため、この「ディート」が多く配合されているものほど、効き目が強いと言い切って良いです。
この「ディート」ですが、薬事法で濃度を12%以下にしたものしか国内では販売できません(ちなみにスキンベープはディートが10%配合されています)。
濃度が制限されている主な理由としては、2歳児以下の子供には1日以下、6ヶ月未満の乳幼児には使用不可なほど、「まれに人体に影響がある」とされているからです(国民生活センターより)。なお「ディート」は、大人にはほぼ無害なので子供以外に使う場合は特に意識しなくても良いです。
子供に使用する際の注意点としては以下の5つがあります。
- 漫然とした使用を避け、蚊、ブヨ等が多い戸外での使用等、必要な場合にのみ使用すること
- 6か月未満の乳児には使用しないこと
- 6か月~2歳未満は1日1回、2歳~12歳未満は1日1~3回を目安に使用すること
- 顔には使用しないこと
- 目の周囲や粘膜、傷口には使用しないこと
顔には使用しないこと、とありますが、顔も蚊に刺されやすいようであれば、一度スプレーを手の平に吹きかけ、肌に伸ばすと良いです(子供はスプレーミストを吸込みやすいため尚更です)。
子供向け対策
とは言っても、乳幼児に使用するのに気を遣いながら虫除けスプレーを選ぶのも大変ですよね。
そんな中、日本で認可されて間もない、新発売の「イカリジン」配合の虫除けスプレーがとうとう2016年3月から発売され出しました。その第1弾が「天使のスキンベープ」です。
イカリジンは、ディート以上の虫除け効果を持ちつつ、子供にもほぼ無害であることが厚生労働省傘下の医薬品医療機器総合機構(薬などの認可をする機関)のウェブサイトで公開されています。
さらにイカリジンは、ディートよりも肌に優しく、肌の弱い赤ちゃんから大人まで幅広く使えるオールマイティーな虫除けスプレーと言えます。
天使のスキンベープは、スプレータイプとスプレーミストタイプがあるのですが、個人的には、スプレーミストだと子供がミストを吸い込んでしまう可能性があるので、吹き付けたいところにスポットで虫除けスプレーができる、スプレータイプがおすすめですよ!
複数人向け対策
上記でご紹介したのは、個人向けですが、花火のときなどで、複数人の人が集まっている場所全体を虫除けした事もありますよね?
そんな時は、携帯用の「どこでもベープ」が最強の虫除けグッズになるでしょう。
屋外における周囲2〜3メートル範囲に蚊を寄せ付けないバリアを張るイメージで、およそ98.5%の虫除け効果があると言われています。腕や足にフットするストレッチベルトも同梱されており、大人・子供問わず、好きな場所に気軽に置くだけで劇的な虫除け効果が得られるでしょう。
子供や女性が付けてもおしゃれな、ハローキティバージョンもあるので、好みに合わせて選ぶのも良いでしょう。フマキラーのベープシリーズは最強ですね。
番外編
普段から、ガーデニングや庭仕事を良くされる方は、庭で発生する蚊に苦しめられていることでしょう。そんな方は、アース製薬から発売されている「ヤブ蚊のいない庭をつくるスプレー」と「LEDソーラーライト型の電撃殺虫器」の組み合わせが最強です。
まず、日中に庭仕事やガーデニングの前に「ヤブ蚊のいない庭をつくるスプレー」を庭に吹きかけるだけで、約8時間ヤブ蚊のいない庭をつくることができます。
有効性分であるトランスフルトリンが土や茂みの草木などに付着し、拡散を繰り返すため、8時間もの間蚊にさされない空間を作るというわけです。実際に私も利用したことがありますが、8時間どころか、約1週間もの間、蚊がほとんど発生しなくなりました。
さらに、日中に蚊のいない環境をスプレーでつくりながら、夜間は「LEDソーラーライト型の電撃殺虫器」で撃退します。蚊は夜間の行動を好むため、夜間の間に活動する蚊を撃退することが、庭に多く潜む蚊を減少させるコツなのです。
ソーラーライト型なので、日中に充電した電力で夜間は電源いらずで蚊を撃退できるところはオススメの理由です。戸建ての方は、2〜3個購入しておくと良いでしょう。
買ってはいけないもの
昨今、多くの蚊の撃退製品が登場していますが、超音波式のものはほぼ効果が無いと言い切っても良いくらい意味がないので、間違っても購入しないようにしましょう。
しかし、上記のような製品は、蚊にはあまり効果がない一方で、ネズミには一定の効果があるものがあります。これまでネズミが多くて悩まされていた実家で、超音波式の害虫駆除機を導入したところ、ネズミが一切出なくなった経験があります。
ただ本当に、蚊には意味がありません!よく、モスキートノイズと言われる、若者にしか聞こえない周波数で、コンビニの前にたむろするヤンキーを撃退するなんて事がありましたが、蚊はこんなモスキートノイズくらいじゃ逃げていきません。
害虫ではありませんが、犬や猫、鳥などのフン被害で苦しんでいる方は、こちらの製品を購入することをオススメします。1発で猫や犬が近寄らなくなりますよ。
虫刺され対策で楽しい夏を満喫しよう
いざ使おうと思って手元にないと、蚊の餌食になってしまう猛暑の夏。今回ご紹介した虫刺され対策製品を揃えておけば、まず蚊で苦しむことは無いでしょう。
特に今回ご紹介した「天使のスキンベープ」は、発売されてからというもの、爆発的な人気で、ホームセンターではこの夏売れ切れ必至の商品間違いなしです。
虫除けスプレーは、2〜3年程度効果が持続すると言われているので、大きめの容量を購入して、2〜3年使いまわすのも良いでしょう。楽しい夏のイベントに備えて、今のうちに対策グッズを揃えちゃいましょう!