長らくBluetoothヘッドセットの王者として君臨しているMW600。
ほぼ完璧な製品と言われているこのMW600ですが、実は1つだけ大きな欠点を抱えていることでも有名です。それが、
ボリューム操作がむちゃくちゃやりにくい
ということです。
もはや製品の不具合ではないかというこのボリューム操作、何が問題かというと
- ボリューム操作が静電容量式のタッチ操作になっている
- タッチ部分をなぞると音量が上がったり下がったりするが、感度が敏感すぎる
- 目的のボリュームに合わせることが1回の操作ではほぼ不可能
といった点が関係し、通勤・通学の際に内ポケットに入れておいた日には、満員電車でギュッとなったら
勝手にボリュームがあがっていってぇああああぁぁぁああああ!!!!ってなります(いや、マジで)。
ちなみにこのMW600でボリューム調整するのは、接続した携帯やスマートフォン側でも可能なわけですが、
だいたいほとんどの人がそっちで操作するので、本体は電源ON/OFFくらいでしか触れないと思います。
「なら本体のボリューム調整は無効化にしてもいいんじゃない?」
でもこのMW600は、HOLD機能がないのでボリュームの無効化は標準ではできない仕様になっています。
というわけで、MW600のボリューム調整を0円で無効にする方法を見つけたのでお教えしましょう!
まず準備するもの
準備するもの、というほど大したものは必要ありません。必要なのは、
- アルミホイル
- はさみ
- セロハンテープ
この3つだけです。
そう、アルミホイルが電気を通さない性質を利用して、絶縁化を図るというわけです。
(アルミホイルはだいたい68円ですが、上記の3つはだいたいどこの家にも既にあるでしょ!)
早速貼り付けよう
早速さきほどカットしたアルミホイルをMW600のボリュームセンサー部分に貼り付けます。
センサー部分は若干色というか素材が違うので、どれくらいの大きさが必要かはすぐわかります。
注意:
ここで気をつけたいのは、MW600本体のボリュームを予め「1」に設定しておくことです(無音を「0」とした場合)。
理由は、ここを「1」にしておかないと、スマホでボリューム調整を小さくしても、本体側で無音かボリュームが
めちゃくちゃ大きいと非常に使いにくくなるからです。全ての音量調整をスマホ側に託すための操作です。
ボリューム操作を行うと本体にボリュームバーの画面が出てくるので、そこをバーがない状態から1つだけ音量を
上げた位置に持っていくことでボリューム「1」にすることができます。
ここにうまく貼り付けるわけですが、アルミホイルを切るのも、テープを用意するのも
小学校から中学卒業まで美術と図工が「1」だった私でも簡単にできましたよ!
というか、そこまできれいに正確なアルミホイルやテープのカットをしなくても特に問題はありません。
貼り付けるとこんな感じになります。
コツは、テープを先に用意しておいて、その上にアルミホイル先に貼り付けちゃって、テープをMW600
に貼り付けるイメージでやったほうが比較的ラクに作業が進みます。
完成
作業時間は道具の準備時間も入れて5分〜10分といったところでしょうか。
ボリュームセンサーの場所はもともと正面からは見えにくい本体横についているので、外観を損なう事も
ないように思います。そもそも、これって胸ポケットとかに入れちゃいますから、だいたい見えません(笑)
本体を起動してしっかりとボリューム操作が無効になっていることを確認しましょう。
うまくいけば、ボリューム操作が無効になることがこんなに素晴らしいのかと感動することでしょう!!
(私は我ながらめちゃくちゃ感動しました!MW600自体は本当に素晴らしい製品なのでそれが完璧になった喜び!)
しかも、今ちょうどMW600がめちゃくちゃ安いので購入を躊躇していた方は今の機会をお見逃しなく!
おすすめイヤフォンの紹介
MW600にはイヤフォンが標準で付属しているのですが、これがとても残念な音質なんです。
恐らくソニーはこれを理解してポンコツを標準付属品にしたのでしょうが、そこはソニー、ちゃんといいものを
別売りをしています。
それが「XBA-1」です。
5000円を切る価格帯としては信じられないほどの低域と広域を奏でてくれます。
また、イヤフォンコードも非常に頑丈で、よっぽどではない限り断線することはありません。
もしイヤフォンの購入に迷っている方はこちらとセットで購入するときっと幸せになれますよ!
というわけで、MW600所有者のみなさんも、これからBTヘッドセットを購入予定のみなさんも、
これで完璧なBTヘッドセット化にして素敵な通学・通勤ライフにしましょう!!
※国内版が生産完了のため、輸入版を購入することをオススメします。FMラジオだけ使えないだけで残りの機能は同じで、めちゃ安い!