ASUS MX239Hのズバ抜けたデザインと画質を徹底解析!未購入者は急げ!
とうとう発売されました、昨年末に流星のごとく発表されてからというもの、AH-IPS期待の1台と言われてきたASUS MX239H / MX279H。
発売するやいなや、国内初回納入分はほぼ全て即完売し、脅威のスピードで価格.comの液晶モニター部門第1位にのし上がった最強の1台。
発売からちょうど1か月たった今も、未だ在庫なしの店舗が多いのはその人気の高さを表しています。
その理由はなんといっても、新技術AH-IPSによる超高画質と、狭額ベゼルといったこれまでにないデザインにあります。
23インチ、27インチの液晶購入をお考えの方にかなりオススメの本機種の性能についてかなり詳しくまとめてみました。
AH-IPSが話題になっている理由
このAH-IPSという液晶はLGが最近開発した技術で、従来のIPSパネルよりも格段に透過率を高めることに成功したことが注目されています。
「透過率が高いと何が良いの?」
これは多くの人が気になっているのでご紹介しましょう。あまり難しい話をしても仕方ないので簡単に説明します。
液晶画面というは、見てもわかる通りいろんな色を表現していますよね。何色表現できるかは液晶パネルの性能で決まるわけですが、
今発売されている液晶パネルは1670万色であるのがほとんどなんです。では、何故液晶パネルごとにキレイ具合が違うのか?
その理由が「透過率」なんです。
1670万色表現できるのはあくまで仕様であって、実際にしっかりと表現している機種は、実はまだ世の中に存在していません。
(クルマの燃費の同じですよね、カタログスペック通りの燃費なんてどこの会社のクルマも出せてないですよね)
この1670万色は、透過率が高ければ高いほど、1670万色全てを表現できるので、よりくっきり(はっきり)と高精細に見えるのです。
それより、画像を見たほうが早いですね。
下記の画像は液晶パネルの違いをわかりやすく比べたものです。
AH-IPSがいかに色をしっかりと表現し、滲みも少なく、高精細であるかが見て取れると思います。
AH-IPSの機種比較
AH-IPSの機種は、現在LG、ASUS、DELLの3社からのみ発売されています(2013年3月現在)。
ただ、この3社のうち狭額ディスプレイとしてデザイン性が話題になっているのはLGとASUSのみです。
実はこの2社のAH-IPS機種ですが、ひじょーーーーに性能が似てます。
OEMではないか?と思うくらいです(もしかしたらそうかもしれません)。
下記に性能比較をわかりやすくまとめてみました。あなたはどちらに魅力を感じますか?
製品名 | MX239H |
23EA73LM |
---|---|---|
メーカー | ASUS | LG |
パネルサイズ | 23型ワイド | 23型ワイド |
最大解像度 | 1920×1080 | 1920×1080 |
バックライト | LED | LED |
パネル種類 | AH-IPS | AH-IPS |
表面仕様 | ノングレア | ノングレア |
コントラスト | 1,000:1 (Max80,000,000:1) |
1,000:1 (Max10,000,000:1) |
画像ピッチ | 0.265mm | 0.265mm |
視野角 | 178°(H)/178°(V) | 178°(H)/178°(V) |
応答速度 | 5ms(GtG) | 5ms(GtG) |
消費電力 | 通常動作時:33W 省電力/スリープ・モード:0.5W以下 電源OFF時:0.5W以下 |
通常動作時:33W 省電力/スリープ・モード:0.3W以下 電源OFF時:0.3W以下 |
入出力端子 | 映像入力端子:HDMIx2、DVI-D、D-Sub 15ピン オーディオ入力端子:HDMIx2、ステレオミニジャック オーディオ出力端子:ステレオミニジャック |
映像入力端子:HDMIx2、D-Sub 15ピン オーディオ入力端子:HDMIx2、ステレオミニジャック オーディオ出力端子:ステレオミニジャック |
寸法 | 522.6(W)x207.2(H)x392.2(D)mm | 533.0(W)x173.3(H)x398.8(D)mm |
重量 | 約3.7kg | 約3.5kg |
付属品 | HDMI-DVI変換ケーブル、D-Sub 15ピンケーブル、 オーディオケーブル、ACアダプター、電源ケーブル、 クイックスタートガイド、保証書 |
D-Sub 15ピンケーブル、MHLケーブル、電源ケーブル、 ユーティリティーディスク、保証書 |
発売日 | 2013年2月2日 | 2013年1月11日 |
保証 | 3年保証 | 3年保証 |
上記表の通り、若干の消費電力と重量と付属品以外はほとんど変わらないうえ、それらも購入の決め手となるほどの差異では
なさそうです。でも、仕様には書かれていない性能がASUS MX239H / MX279H には存在しているんです。
独自映像エンジンチップと最高峰の音質
液晶パネルのエンジンとして、様々なエンジンが他社からも出ています。東芝のレゾリューションプラスみたいな超解像もそのうちの1つです。
ASUSのAH-IPSには、その中でも特別優れた映像エンジンを取り入れています。
また、液晶パネルには従来まで「期待するなんてバカらしい」とまで言われ続けてきたオーディオ機能もやばいことになっています。
独自映像エンジンチップ「Splendid」
ASUSのSplendidは、自然で鮮やかな絵作りを行う映像エンジン技術です。
Splendidは、動画のフレームを1枚毎に独自アルゴリズムで解析し、自然で鮮やかな絵作りを行います。
Splendid機能を使用すれば、家庭用テレビ並みの鮮やかで自然な動画を体験できます。
これは、PCの動画再生時に動画の画質をリアルタイムに向上させてくれるので、他社と比べても画質は一目瞭然です。
また映像は、場面によって明るい場合もあれば暗い場合もあります。
ASUSの映像エンジンSplendidでは、表示内容に合わせてその都度独自アルゴリズムで調整を行うため、暗い場面でも明るい場面でも
下記の映像のようにどちらでも見やすい画面表示を行える特性を持っています。
MX239Hを買ってみた
これは買いでしょ!というわけで、早速購入して使ってみました!
ご覧の通り、画質は文句なし、デザインも抜群、買って大正解です。
具体的に良かった点を箇条書きしますと、
- AH-IPSパネルの性能が発揮され、発色と見やすさが今までの液晶と比較にならない
- ほぼフチ無しデザインで、SONYの液晶パネルを彷彿とさせる抜群のセンス
- 電源を外付けにしたことで、液晶パネルがとても薄い!
- 台座は金属製で、鏡面仕上げとつや消しが加工されており、本体もピアノブラックとシルバーメタリックのプラスチックでデザイン◎
- さすがのAH-IPSの視野角178度。どこから見ても映像は変わらず
- 3W+3Wの液晶ディスプレイとは思えないクリアなサウンド(重低音も効く高音質)
- Blu-rayの映像が新型REGZAよりもキレイに見えた
- 本体重量も軽く、移動や周辺の掃除も楽々
- とにかくカッコイイ!!
私はこの液晶が人生で6台目なのですが、自信を持ってNo.1だと言い切れます。
むしろ、高価だったNANAO(EIZO) EV2336W が何だったのかと思えるくらいです。ナナオブランドしっかりしれ!!
逆に悪かった点を箇条書きしますと、
- 台座の固定ネジが若干固かったこと(最初ちょっと戸惑いましたが、単に最初だけ固いだけでした)
- 電源が外付けなので、慣れない人は戸惑うかも?
- ケーブル類は背面からザクっとまっすぐ差し込むように入れるので、後ろから見るとあまりすっきりとして見えない
こんなところでしょうか。正直私にはデメリットでもなんでもないので、一切問題視していません。
AH-IPS ASUS MX239H / MX279Hを買いましょう!
本液晶は非常に人気です。
ただの品薄ならいいですが、間違いなく価格が上昇していくパターンです。
価格が24000円以下なら間違いなく買いでしょう。さらに納期が10日以内になっていればすぐに買わないとすぐ1か月待ちになります。
追記:楽天の一部店舗(ノジマ等)で商品が入荷しているなどのレポートをいただきました。
早目に購入したい方はそちらもアクセスしてみてください。
みなさんもAH-IPS液晶を1日でも早く体験してみください。
今までの液晶ディスプレイが嘘のように驚く画質に出会えますよ♪
23インチだけでなく、27インチをお考えの方もどうぞ!(恐らく、下記リンクからの購入が最安値です)
※2013年6月21日に新型VX239H / VX279Hが発売されました。
早速MXシリーズとVXシリーズを徹底分析しましたので、是非ご覧ください。
新型AH-IPS ASUS VX239Hと前モデルMX239Hを徹底比較!選ぶべき狭縁ベゼル液晶はコレで決まり!
2014年1月26日更新
とうとうMX239HもVX239Hのどちらも凌駕する1台が発売されましたよ!記事の確認を急げ!!